2023年に入ってから読んだいくつかの本に「ボランティアをしろ!」と書かれていて、自分の中でボランティアにスポットが当たったんだよね。
私もやってみようかなという気持ちになって。
だけど、ボランティアに使える時間って限られてるし、土日を使って一日中とか、子どものお世話を夫に頼んでとか、そういうのは続かなそうだと思って。
そして、私は大勢の人がいる場が不得意。
そんで、社交性もないと。
じゃあ、自分にできるボランティアってなんだ?
で、思いついたのが文通ボランティアだったんだ。
私が参加してるのは、NPO法人マザーハウスのラブレター・プロジェクト▽
刑務所の中にいる受刑者と文通をするボランティアだよ。
今ね、一人の受刑者と文通をしてるんだけど、手紙を書くのは月に1回くらいのペースだから無理なく続けられてる。
受刑者って手紙を出せる回数が決められてるんだって。
私が、文通してみて感じたのは、受刑者って言ってもごく普通の人なんだなってこと。
普通に自分を知ってほしくて、わかってほしくて、自分でも自分をわかりたくて、もがいてる。
確かに、間違いなくこのボランティアは私の枠を広げてくれてる。
少なくとも過去に罪を犯したから、自分とは別の世界の人って感覚は薄れたなぁ。