今年に入って、刑務所に入ってる人と文通を始めたんだけどね。
そもそも刑務所ってどんなところなんだろう?
って知りたくて、いろんな本を読んだからおすすめを載せておく。
累犯障害者
元国会議員が自分が刑務所で見てきたことを元に書いたルポタージュ。
刑務所に障害者が多く収監されていることを初めて知った本。
福祉が機能してないから、刑務所が福祉施設のようになってるという現実。
聴覚障害者のことも、かなり詳しく書いてあっておもしろいよ。
リアルな刑務所の中を知りたいときにおすすめの本。
懲役病棟
元暴走族の香織先生が刑務所の医師として働く話。
最初は「刑務所に入るやつなんてロクでもない」と思っていた先生が、人の心の中がわかる不思議な聴診器を使って、受刑者の気持ちを知って受刑者のために行動していく。
香織先生のストレートな物言いが読者の受刑者に対する思いを代弁してくれて、刑務所という場所、罪を犯した人をテーマにしているのに軽快で読みやすい。
楽しみながら刑務所のことを知りたいときにおすすめ。
ムショ医
こちらも刑務所に勤務する医師が主人公の話。
こっちはイジメとか刑務所内の暴力沙汰とかも出てきて、ちょっと重め。
でも刑務官のエピソードもあって読みごたえがあるよ。
5巻で終わっちゃうんだけど、もうちょっと続きが読みたかったなぁと思った。
kindleunlimitedでも読めるから、試し読みだけでも。
おわりに
小説とかマンガなら楽しみながら刑務所について知ることができるよ。
こういう人がいるんだなぁ、刑務所ってこうなんだなぁって、ただ知りたいんだよね。
何にもできないかもしれないけどさ。