子どもが生まれてすぐのイベントに百日祝いがある。
すっかり過ぎ去ったことなんだけど、そういえばおもしろいお祝いの仕方をしたなぁと懐かしく思い出した。
百日祝いといえばお食い初めである。
赤ちゃんが一生食べ物に困らないように、豪華な食事を用意して食べさせるフリをする儀式だ。
縁起がいいから鯛とか用意するやつね。
だけど、鯛を用意するのなんて手間だし、赤ちゃんは食べるフリだけだし、ちょうどコロナ禍で出かけるのも大変だったし。
でも、なんかお祝いはしたいよね。
と思い、鯛の代わりにたい焼きを用意することにした。
写真も撮りたいから、折り紙で飾り付けして、赤ちゃん用のドレスをメルカリで買って準備完了だ。
冷凍たい焼きをお皿に並べて、パシャリ。
食べさせるフリもちゃんとしてみた。
たい焼きをまるっとそのまま赤ちゃんの口元に持っていったので、本物の鯛で食べさせるフリするよりも、鯛を食べてる感がでた気がする。
折り紙で飾り付けて、家族で記念写真。
ちょうど祖父母が遊びに来る時期と重なり、いいフォトスポットになった。
まだまだネンネの赤ちゃん時代だから、布団の上に移してパシャリ。
なかなかいい。
気軽にお食い初めをしたい人には、冷凍たい焼きがおすすめ。ユーモア。
折り紙もたくさん作って、楽しかった。
出産してすぐって赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいになっちゃうんだけど、ほんの折り紙一個でも何かできたなって思うとなんか救われるんだよね。
あと節目で写真を撮っておくのは、後々見返して「大変だったけど可愛かったぁ」って気持ちになるために大事と思う。
でも、鯛は買わなくてもいい。
できる範囲でいいし、できなくてもいい。
毎日生きてるだけで十分すぎる。